総合内科を辞めた

2017年6月28日 by Posted in: 看護師をツラいと思ったこと

総合内科を辞めた

私の勤めていた病院はあまり大きな病院ではなく、看護師が20人ほどいる病棟が4ユニットあるのみでした。もちろんそれほど高度な医療は提供しておらず、地域密着型の病院という印象の病院でした。当然、付属の看護学校は持っておらず、毎年入職する新人看護師も各病棟1~2名程度でした。

私は途中入職でこの病院に入職したのですが、入職してから2年目にプリセプターになってほしいという依頼を受けました。他の同レベルの看護師は学生指導など他の業務を任されていたため、私もしぶしぶ引き受けることにしました。

私が看護学校を卒業し最初に勤務した病院はとても大きな病院で、付属の看護学校もあったため、毎年各病棟に5~6名ほどの看護師が入職してきました。そのため、入職後2週間ほどは中央で集合研修を受け、その後各病棟でのOJTというようにプログラムもしっかりと決められており、1年目の何月頃に皮下注射、何月には夜勤に入り始めるなど全ての項目が表にまとめられており、誰が見てもどのレベルで指導をしれば良いのかわかるようになっていました。

しかし、今回の病院は毎年の入職が少ないため、新入職看護師教育のプログラムなどは準備されておらず、どの程度新人にやらせても良いのかとても迷いました。そのことをまずは上司に相談したのですが、新人の様子を見ながらまずは全ての業務を一緒に回ってやってみて、1日の流れを掴めるようにしてみてとだけ言われました。

私の後ろをついて回っているだけでは、学生の時よりも出来ることが少なくなる可能性もあり、国家試験に受かってお給料をもらっているのだから、いくら1年目でも責任を持つべきだと私は考えていました。

検温などはなるべくしてもらうようにと思い、大部屋に入院している状態の比較的安定している患者さんについてもらったりしていました。

1週間ほどたちだいぶ慣れてきたことから、新人に病態生理など理解できているのか質問をしてみました。毎日同じ患者さんを見ていても、細かい病態は理解できておらず、観察項目もみんなが記録しているから見るというレベルで、なぜその項目の観察が必要かは理解できていないことが多かったので、家でしっかりと勉強してくるように言いました。

そんなことが続いた時、私が科長から呼び出されました。

内容は指導する時に少しきついということでした。

私は学生ではないのだから勉強してくるのが普通だと思い声をかけていたのですが、病院側としては昔のように厳しく教えていると離職率があがり看護師が定着しないという理由で、もう少しゆっくりと教えてほしいということでした。

早く一人前の看護師になれるようにと思ってした指導でしたが、いつまでたっても1年目、新人、という考えが抜けず技術も知識もとてもゆっくりと進んでいき、結局は夜勤開始までに1年近くかかりました。

その間中堅のスタッフは業務だけでなく、委員会など様々負担がかかり離職する人も多かったです。

いつも勤務後に一緒に食事に行き、愚痴を言い合いストレスを発散していたので、そんなスタッフたちがどんどんいなくなっていくのはとても辛く、私も数年勤務したのちに退職することになりました。

そこには男性看護師もいて、その人とは話が合っていたのですが彼も数ヶ月のちに辞めました。男性看護師 転職は結構難しかったようで、今でもちょくちょく合って話します。

人手不足なので優しい教育もわかるのですが、ヌルいだけでは意味がないんじゃないでしょうか?

投稿ナビゲーション


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>